キム・ヘス × イ・ジョンウン共演『ひかり探して』2022年1年15月(土)日本公開

サスペンス ヒューマン映画 新作紹介

映画『ひかり探して』 (原題:내가 죽던 날/私が死んだ日)が、2022年1年15月(土)より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開!

『コインロッカーの女』のキム・ヘスと、『パラサイト 半地下の家族』のイ・ジョンウンが初共演する本作。

第57回百想芸術大賞映画部門で最優秀脚本賞を受賞しています。

本記事ではあらすじ予告動画みどころなどをご紹介します!

※2021年11月25日時点で公式サイトはオープンしていません。
公開劇場も今後発表されていきますので、引き続き情報をキャッチします。

もくじ

1/15(土)日本公開

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『ひかり探して』

あらすじ

嵐が吹き荒れる日の夜、ある少女が遺書一枚だけを残して孤島の崖から消える。

休職から復帰した刑事ヒョンスは、少女の失踪を自殺と処理するために島へ向かう。

少女の保護を担当していた元刑事、少女の家族、そして少女を最後に目撃した女性チョンデク

彼らを通じて、失踪した少女はある事件の重要証人であったと知る。

捜査が進む中で、ヒョンスは少女と自身の姿を重ね合わせ、捜査により没頭していく。

そして事件の裏に隠された真実に近づくことになるが…。

公式予告動画はこちら!

監督・脚本

監督・脚本を務めたのはパク・チワン
本作が長編デビュー作品となる新鋭の女性監督です。

本作は2012年頃から構想し、約8年かけて作り上げたとのこと。(参考:クッキーニュース2020年11月19日監督インタビュー記事より。原文韓国語)

この監督も、『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督を輩出した韓国映画アカデミー出身です。
(参考:cine21・2020年11月26日記事より。原文韓国語)

キャスト

  • キム・ヒョンス役:キム・ヘス
  • スン・チョンデク役:イ・ジョンウン
  • チョン・セジン役:ノ・ジョンイ

ヒョンス”は離婚と交通事故を経験した刑事。キム・ヘスが演じます。

(c)2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

聾唖の女性“チョンデク”を演じたのは『パラサイト 半地下の家族』の家政婦役でおなじみのイ・ジョンウン

(c)2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

直近では日本でも公開の映画『茲山魚譜 チャサンオボ』にも出演し、より一層出演作が多いイメージです。

そして失踪した少女“セジン”を演じた子役出身のノ・ジョンイ

(c)2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

ノ・ジョンイは冷たい表情の演技が多いイメージですが、赤ちゃんのように明るく笑顔も持ち合わせる女優。

“死”が一つのテーマである本作では、そのギャップが物語に大きく作用しているといいます。

映画『ひかり探して』 みどころ

実は同い年の2人

国民的女優キム・ヘスと、今や誰もが認める名バイプレーヤーのイ・ジョンウン

本作が初共演になる2人ですが、実は1970年生まれの同い年。

表現力に定評のある同い年コンビの演技に注目です。

タイトルに込められた想い

そして監督は本作を「見る人によって変わる映画」だといいます。

一見、少女の死をめぐるミステリーを扱うようでもあり、人物たちの背景にフォーカスもする。

見る人によって捉え方が大きく異なる作品であるという本作。

邦題が『ひかり探して』、そして原題は『私が死んだ日』。

これらが示すのは誰の“ひかり”と“”なのか。物語を通して監督からのメッセージを感じてください。

パク・チワン監督はインタビューで以下のように述べています。

「(人生というのは)無関係だった人達が知り合い、お互いに影響を与えるものだ。マイナスに働く場合もあるが、プラスに働く場合も多い。それを映画を通して伝えたかった」

引用元:일요시사2020年11月20日記事

監督は本作のことを「周囲の人々の存在が、生きる希望だと思える映画」だともいいます。

厳しい世の中で苦悩する人々に、映画を通して希望をくれるような作品。

映画『ひかり探して』は2022年1年15月(土)日本公開です!

おわりに

いかがだったでしょうか。

本作はまだ未公開情報も多いので、引き続き情報収集していきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。