2022年4月29日に日本公開『手紙と線路と小さな奇跡』:村に駅を作ることを諦めない青年

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こんにちは。Masashiです。

2022年4月29日に日本公開の映画『手紙と線路と小さな奇跡』のあらすじ、キャスト、みどころなどをご紹介します。

公開劇場はこちら(公式サイト)

※以下の『もくじ』から好きなところへ移動できます。

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もくじ

映画『手紙と線路と小さな奇跡』

あらすじ

出典:NAVER영화

行き来できる道が線路しかないのに、駅がない村。

大統領府宛に54回目の嘆願書を送る青年ジュンギョン(演:パク・ジョンミン)の目標はただ一つ、村に駅を作ってもらうこと。

「駅は期待できない」という列車の運転手である父テユン(演:イ・ソンミン)の反対にも、姉ボギョン(演:イ・スギョン)と村に残ることに固執しながら往復5時間かけて通学するジュンギョン。

そんな彼に非凡さを見出したラヒ(演:少女時代ユナ)と共に、説得力のある手紙を書くための授業、有名税を得るための奨学クイズテスト、大統領杯数学大会の受験まで、ジュンギョンの駅を作るための努力は続くが…。

公式予告動画はこちら!

キャスト

  • パク・ジョンミン:ジュンギョン役
  • イ・ソンミン:テユン役
  • イ・スギョン:ボギョン役
  • イム・ユナ:ラヒ役

パク・ジョンミン:ジュンギョン役

村に駅を作るために奮闘する青年ジュンギョンを演じるパク・ジョンミン

出典:NAVER영화

Netflixオリジナルドラマ『地獄が呼んでいる』で日本での認知度も一気に上がった気がします。

2021年12月24日から日本公開された『ただ悪より救いたまえ』にも出演しており、ひと癖ある役者として人気ですよね。

イ・ソンミン:テユン役

そんなジュンギョンの父テユンを、イ・ソンミンが演じました。

出典:NAVER영화

説明不要のレジェンド俳優さんですが、この人の演技力が特に爆発してる作品だと『工作 黒金星と呼ばれた男』(2018年)、『KCIA 南山の部長たち』(2020年)あたりが超オススメです。

イ・スギョン:ボギョン役

ジュンギョンの姉ボギョンを演じたのはイ・スギョン

出典:NAVER영화

弟のジュンギョン役のパク・ジョンミンより9歳も若いという…笑

イム・ユナ:ラヒ役

ジュンギョンをサポートするラヒを演じたイム・ユナ

出典:NAVER영화

少女時代のメンバー。少女時代の中ではこのユナとスヨンが役者としての活動が多いですね。

ユナは『コンフィデンシャル/共助』(2017年)、『EXIT』(2019年)あたりが代表作になりますが、出演本数は少ないですがヒット作に恵まれている印象です。

主要キャストは以上です、これよりみどころ紹介です!

『手紙と線路と小さな奇跡』みどころ

4人の人間味あふれるキャラクターが生む笑いと感動

出典:NAVER영화

なんとも魅惑的なキャスティングです。

誰か1人が悪目立ちすることなく、4人の個性が際立って均整の取れた作品という評価を受けているようです。

そして、要所要所にクスッと笑えるシーンも散りばめられ、奮闘するジュンギョンと家族の背景に感情移入してホロリと来たり…。

韓国では「家族で見に行っても楽しめる作品」という評価です。

日本公開の韓国映画って、血で血を洗うノワール、ゴリゴリ政治モノ、激しめラブストーリーが多かったりします。

全部好きなんですが、意外と家族と見に行ける作品が少ないのでこれはありがたいですね。笑

1980年代ノスタルジー

本作の時代設定は1980年代後半。

出典:NAVER영화

カセットテープやポラロイド写真、公衆電話やポストなど、細部に至るまでノスタルジーあふれる作品になっています。

ドラマ『応答せよ1988』と同時期の時代設定なのであの雰囲気が好きな方はたまらないと思います!

ゴリゴリ方言のキャラクター達

本作のモチーフは、慶尚北道・奉化郡にあるヤンウォン駅(양원역)。

そのため物語の舞台も慶尚北道の設定であり、キャスト人は方言を使いこなすのに苦労したと語っています。

パク・ジョンミンは忠清北道、イム・ユナイ・スギョンはソウル特別市出身。

慣れない慶尚北道の方言に苦労したようです。

イ・ソンミンだけが本作の舞台である慶尚北道・奉化郡出身なので、方言ネイティブだったようで…笑

だからキャスティングされたのでしょうか?そこまでは語られていません。

モチーフになったヤンウォン駅は周辺住民によって建てられた駅ですが、実在人物をモデルにしたわけではないそうです。

おわりに

いかがだったでしょうか。

韓国ではコロナの影響もあってか思ったほどの興行が達成できなかったようで非常に残念です。(観客動員数約71万人で落着)

しかし映画レビューサイトを見るに、鑑賞された方の評価は比較的良い方なので良作ではないかと期待しています。

個人的にはイ・ソンミン×パク・ジョンミンの組み合わせが気になって仕方ありません。

『手紙と線路と小さな奇跡』は、2022年4月29日に日本公開です。

公開劇場はこちら(公式サイト)

最後までご覧いただきありがとうございました。

また次の記事もご覧いただければ幸いです。